2021年3月11日

3.11 心に誓った日

3.11東日本大震災から10年ですね。

 

10年という節目に、

私の人生を変えた10年前の今日を

ちょっと振り返ってみたいと思います。

 

10年前、私は小学校1年生と年少の息子たちを子育て中の専業主婦でした。

 

ワンオペ育児で、とにかく毎日必死に子育てをしていました。

 

あの日、あの時、

ほとんど病気をしたことのない次男が、

体調を崩して早退。

 

いつもより2時間ほど早くお迎えに行き、

小児科に寄って帰宅していました。

 

そして、お昼寝をさせていた時に地震は起きました。

 

6階の我が家がまるでジェットコースターに乗っているかのように揺れました。

 

次男に覆いかぶさり、布団をかぶりながら、“キャー”と叫んでいたように思います。

 

叫んでも叫んでも、ジェットコースターが止まらない、そんな感じでした。

 

途中、夢かもしれない、とも思いました。

 

長く感じた揺れがおさまり、恐る恐る部屋を見に行くと、台所は食器棚の扉が開き、食器が散乱していました。

 

棚からも物が落ちていましたが、幸いにも、数日前に、何か予感がして、TVや大きな棚を固定していたため、大きな被害がなくてすみました。

 

同じ階の方はテレビや冷蔵庫が倒れて、大変だったとおっしゃっていました。

 

いつ余震が起きるか分からない状況の中、

 

病気の次男を連れて、(エレベーターは停まっていたので)6階から階段で降りて、小学校へ長男を迎えに行きました。

 

熱があるにもかかわらず次男は、私と手をつなぎ、階段を昇り降りしてくれました。

 

小学校に無事について、机の下にもぐっていた長男を見た時に、

 

先生の前で、思わず涙があふれてきたことが思い出されます。

 

日頃は手を焼いていた長男でしたが、この時は、ただただ無事でよかった…と心から思いました。

 

そして、3人がそろって、安堵したところで、現実に引き戻されました。

 

2人の子連れで1人は病気。

近所のコンビニに行くのがやっと。

でも、やっと行けたコンビニも、この時すでに商品がなくなっていました。

 

息子たちが毎日飲む牛乳もすでにありませんでした。商品がなければ、お金はただの紙切れですね。

 

正直、この後、どうやって乗りきったのか、覚えていません。

 

子ども達を守らなくては、とただただ必死でした。

 

この時、まだコーチングを知らなかった私は気持ちの立て直し方を知らず…

 

津波の映像や福島原発のこと、

さらにデマ情報も流れ、

情報を目の当たりにするたびに、不安でおしつぶされそうになっていました。

 

でも、誰に、どうやって助けを求めればいいのかもこの時の私には分かりませんでした。

 

そんな私を救ったのがベビーマッサージでした。

 

不安を鎮めるために、ベビーマッサージを息子たちにしてみたら、すーっと心が癒えていくのを実感しました。

 

これがまさに幸せホルモンと言われる、オキシトシン、セロトニン、ドーパミンの効果ですね。

 

まず、ママである私自身がベビーマッサージの効果を実感したのです!

 

そして、子ども達も落ち着いていくのを感じました。

 

この時、

私自身を救ってくれたベビーマッサージを広めよう

と心に誓ったのでした。

 

この体験から、1か月後に、私は人生初のブログを書きはじめ、ベビーマッサージの募集をスタートすることになります。

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!!

投稿者:スイミー

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