スイミー魚

2021年10月28日

目から鱗、背中から木兎、毛穴からユッケ

 

 

私は記者会見が好きです。

 

特に、文字媒体や映像の編集の手が加わる前の、生放送が好きです。

 

とは言え、なかなか生で目にすることは叶わず、いつもだいたいニュース番組で偶然に見ています。

 

見た後は、なるべく編集される前の生放送に近いものをYouTube検索します。英語だったら、原文を探します。

 

 

 

最近のオススメ記者会見をご紹介します。

主は、ジェントルメンのお二人。

 

一人はアメリカへ行ったっきり。
もう一人は伝統芸能の世界の御大。

 


 

ノーベル物理学賞

真鍋淑郎先生(90)の会見。

 

So that is one reason why I don’t want to go back to Japan, because I’m not capable of living harmoniously.

 

日本に帰らない理由のひとつは、そこにあります。私は協調しながら生きることができない。※翻訳はANN Newsより。

 


 

文化勲章

歌舞伎俳優・尾上菊五郎氏(79)の会見。

 

これで良いと思ったらもうそれでおしまいですね。
何か煩悩が無くなっちゃってね。もうただお陀仏になっちゃうんですね。

それよりもやっぱりいつまでも色気を追求して、モテたいな、褒められたいなとか、何かそういう煩悩を持って、役者って勤めていきたいものだと思っております。

 


 

目から鱗、背中から木兎、毛穴からユッケ

もう私は、頭を殴られた気分でした。

 

 

協調とは善。
煩悩とは悪。
じゃなかったの!?

 

 

真鍋先生の言葉は、私にはこう聞こえます。

他者と協調し、社会に適応し、慣習に従い、いわゆる常識とされていることの中で、無理に生活しなくてもよし。

 

 

菊五郎氏の言葉は、こうです。

モテたい褒められたい、煩悩ありまくりで生きてよし。

 

 

90歳と79歳の御言葉に、私はひっくり返りました!

 

 

自分らしく生きる
死ぬまで生きる

 

何かの賞を受賞しなくても、長く生きるってそれだけで何かスゴイことだわ、と思えました。

 

 

自分を貫くって、もしかしたら楽しいことかもしれない。歳をとるって悪くないワ、とも思えました。

 

 

 

さて【背中から木兎】
木兎=みみずく、と読みます。
こんな慣用句ありません。

 

【毛穴からユッケ】これは、あります。
ハライチの漫才「コックさん」のボケです。

【毛穴から窒素、首筋にユッケ】が原文です。

 

 

 

言葉はただの道具。

選んで使うから、その人間が出る。

 

道具を上手に使えるようになりたい。

 

我が子にも自分の道具を身につけてほしい。

 

言葉は武器にもなるから。

人を傷つける物として使ってほしくはないなぁとも思います。

 

 

 

 

 

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投稿者:fumi

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