2020年4月6日
助産師mikanによる「赤ちゃんのための感染予防③」
感染を心配するママへ
大人ならマスクをしたり、手を洗ったり、消毒したり、いろいろな感染予防ができるけど、
赤ちゃんの感染予防はどうしたらいい?
と不安に感じていませんか?
そんなママたちに向けて、
今回は、ねんねクラス、はいはいクラスでもお伝えしている
mikan流「赤ちゃんのための感染予防」をシリーズでお伝えしています。
私の考える感染予防はこちら
①ママの笑顔
②お口を閉じて鼻呼吸
③ベビーマッサージ
④ふれあい遊び
⑤母乳
前回のブログで「②お口を閉じて鼻呼吸」についてお伝えしました。
今回は、「③ベビーマッサージ」についてお話しします。
ベビーマッサージには様々な効果があると言われています。
(ベビーマッサージの方法や実際の効果については、こちらでスイミー先生がお伝えしています。)
今回は、その中でも免疫力を高める効果についてお話しします。
なぜ、ベビーマッサージで免疫力が高まるのか?
その理由は、
・皮膚刺激によって、自律神経を整えることができる。
・触れられることでオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌されてストレスホルモンが下がる。
・胸を触れることで胸腺(免疫力をつかさどる器官)の働きが活発になり、リンパ球(ウィルスなどの外敵を攻撃、排除する細胞)がたくさん作られる。
・筋肉を動かすことでリンパの流れが促され、ウィルスなどの外敵が体外に排出される。
・体温が上昇し、免疫細胞が活性化する。
などがあげられます。
このように、
赤ちゃんの感染予防におすすめのベビーマッサージですが、
効果は赤ちゃんだけではありません!
ベビーマッサージをしていると、
触れられている赤ちゃんだけでなく、
触れているママやパパも一緒に楽しくて幸せな気持ちになってきますよね。
それは、触れることでオキシトシンが分泌されているからです。
オキシトシンによって、触れているママやパパのストレスホルモンも下がるので、
親子で免疫力を上げることができるんです!
良いことずくめのベビーマッサーですが、
「毎日必ずしなくちゃ」とか「順番通りにやらなくちゃ」と負担に感じてしまうと、オキシトシンの効果も半減してしまいます。
ベビーマッサージの時間をわざわざ作らなくても、
おむつ交換やお風呂の前後、寝かしつけの時など、何かのついでにさすってあげるだけでも十分効果はあります。
日頃から、お子さんをちょこちょこ触るクセをつけておくと良いですね。
気持ちよくて、幸せになれて、しかも免疫力アップも期待できるベビーマッサージ。
ぜひ、毎日の生活にちょこっと取り入れてみてくださいね。
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投稿者:助産師mikan