夫から「ポスターのことブログに書いてよ」とリクエスト。
あいよっ。
ポスターとは、これのこと。
錚々たる面々が、私の二人の子どもに注意喚起しておられます。
発端は階下からの苦情です。
マンションにつきものの子どもの騒音問題。
苦情を言ったことも、
言われたことも両方あります。
どちらも辛い。
双方がキツイ。
「走るな」と言って、走らなくなる子どもっているのでしょうか。
少なくとも我が子には無理です。
そこで私達は考えました。お決まりの夫婦会議です。
議題『子どもたちを静かに歩かせるには』
夫案;防音カーペットの購入。該当箇所のサイズを測り、渋谷区外のホームセンターでオーダーメイド購入。
妻案;周知勧告の徹底。親が怒鳴ったところで効果なし、言い方を変えても効果なし、親以外の代役を立てる。例えば”鬼さん”。
協議の後、答弁。
夫案;速攻制が無く、コロナでは実現困難。子どもらをホームセンターに連れて行くリスクは回避したい。
妻案;もう鬼は限界。登場頻度が多く、5歳息子はもう鬼がいないと気づき始めている。
この時は結論が出ませんでした。
数
日
後
結論は急にやって来ました!
私は食器を洗っているとよくヒラメキます。
嫌なことを注意されるのだから、
好きな人に注意してほしいのではないか!
と。
《子どもたちの好きな人順》
ダントツの一位、ママ。
自ずと二位の座、パパ。
三位、アンパンマン。
四位タイ、バットマンとエルサ。
六位タイ、ジプシーアベンジャーとミッフィー。
アン杯、ダッシュとマイメロちゃん。
ポスター制作にあたり、一番苦労したのは台詞でした。
5歳の息子は平仮名と片仮名がまあまあ読めるので、彼には読む楽しみも提供したい。
私はヒーローになりきって何度も台詞をはきながら作りました。
山寺宏一(LEGOバットマン)になったり、
松たか子(エルサ)になったり、
ジプシーアベンジャーは謎でした、そもそも喋るのかなぁ。
そして、印刷。
踏み絵は歴史的にみても残酷なので、アンパンマンにだけ犠牲になってもらい、他のメンバーは扉に貼りました。
何ということでしょう〜〜〜
飛び跳ねずに歓喜する二人。
気持ち上半身をビヨーンと伸ばしてはいるものの、爪先立ちで地に足はしっかりと着いたまま!
私は驚きました。
私の労力と時間とプリント用紙6枚で、
驚きの効果が!青汁もびっくり!?
実質、タダじゃないですか!!
そして、効果はまだ続いています。
二人の子どもは、走ることを忘れてしまったかのよう。。
試しに、玄関の外へ連れ出したら、
一瞬で駆け出しました。
ほっ
その昔。
私の戦友(スイミーママ友で、このブログも読んでくれて、お米も貸してくれる方)と、第一子のイヤイヤ期を愚痴り合った際、彼女はこんな話をしてくれました。
お嬢様は絶賛イヤイヤ期。
イヤイヤ期だから全部イヤ。
その日は外出がイヤ。
ママは問うた。
「外出するか外出しないか」の二択ではなく、「Aの靴を履いて外出するか、Bの靴を履いて外出するか」の二択を。
そして二人は外出できたのでした。
めでたしめでたし
この話、すごくないですか!
私はこの話を聞いて、育児って面白いのかもしれない、とようやっと思えました。
ありがとう戦友よ❤️
友人とは、いつも正直に生きるヒントをくれる人だと思います。
子育ては知恵である
三十ん年生きてきた私が試される
さぁお前にこれができるかと
頭をひねり
脳味噌こねくり回し
ものの見方を左右反転させ
上から下から押して引いて
私は
心も体も軽やかに
できれば笑顔で
縦横無尽に居なければならない
またいつ何時容赦のない災害不幸が起きても
私は母を続けなければならない
私が親で子は幸せなんだ
詩人の巻
2020年5月29日ふみっ記