オギャーっとついこないだ生まれた息子が、来春には小学生になります。

 

小学校の入学前健康診断(※)へ行って来ました。※令和2年度

 

 

健康診断は、13:40から受付でしたので、思い切って保育園を休ませました。

 

 

彼は新しい場所も人も事も、ビビらない6歳児です。

 

 

それは私には嬉しくて楽なことではあるのですが、一方でもしかしたら「ビビる」という部分がまだ育ってないんじゃないかなぁとも薄々思っています。

 

 

小学校も健診も、どちらも彼にはまだ“新しい”ことだったので、

 

 

保育園から帰宅してすぐ出向くには、ちょっとどうかなと脳裏をよぎりました。

 

 

こうゆう何とも言葉にしにくい“母の勘”に、私は従うことにしています。

 

 

 

しかし6年前は_

今とはまったく違っていて、

産後の私は、とっちらかっていました。

 

長い長い自信喪失期間。

自分の気持ちや意見は無視して、

夫や、周りや、ネットに、従っていました。

 

ホント、あの頃の私はどうかしていた。。

 

当時のスイミーにも、

『ママ知る講座』のような

“スイミー式コーチング”のサロンがありました。

 

そこで『iメッセージ』というものを知り、

私は自分の気持ちを言えるようになりましたし、

“母の勘“を信じて行動できるようになりました。

 

 

 

スイミーで子育てしてきた私も、もうすぐ小学生のママになります。とても感慨深いです。

 

 

 

13:40の健診診断まで、息子と“はるプレ”で過ごしました。

 

あいにく定休日だったので、遊べるのは落ち葉と砂場くらい。

 

彼「何して遊ぼうか」

 

私「いつも何して遊んでるの」

 

彼「氷鬼とか、だるまさんが転んだとか、鬼ごっこ」

 

私「どれも体力勝負だね」

 

彼「今日は二人だからねぇ、何をしよう」

 

私「恐竜のおもちゃ持って来てたよね」

 

彼「そうだ、恐竜で闘おう!お母さん、どの恐竜が好き」

 

私「トロロフロロみたいな名前の奴」

 

彼「パラサウロロフスは持って来てないよ」

 

私「んじゃ、インドレタスミックス」

 

彼「インドミナスレックスは持って無いよ」

 

てな感じ。

 

カタカナも、名前を覚えるのも苦手な私には、二重苦な会話。。。

 

 

 

そうこうしていたら、何と!

スイミーマジック☆

スイミー常連ママにお会いしました。

 

まるで待ち合わせしたみたい♪

 

 

私は味方に遭遇した気持ちで、そのママさんに、

 

「いつも保育園に預けているから、息子と遊ぶのが下手だよぅ」

 

と弱音を吐きました。

 

 

そ・し・た・ら

まさかのお返事が!

 

「子どもを見ているだけで充分ですよ」

 

と仰ったんです!

 

す・ご・い

 

カタカナ恐竜ごっこは、その一言で、ただのお人形さん遊びに変わって、私の肩の力が抜けました。

 

 

 

我以外皆師、を痛感しました。

 

 

 

入学前健診は下手するとヤバい、と教えてくれたのもママ友でした。

 

やっぱり持つべきものはママ友。
私には彼女達のいない子育ては考えられません。

 

 

ここからは、うさぎママと、イルカママの経験談。

 

渋谷区立小学校の入学前健康診断は

小学校毎に日時が異なります。

 

先ずは、うさぎママが最初の経験者でした。

 

うさぎ小学校は、13:30受付で13:32に並び71番。終わるまで3時間。

 

それを聞いて、後日、イルカママは早めに並びました。

 

イルカ小学校は、13:30受付で13:03に並び10番。1時間ちょっとで終了。

 

その二人の情報を得た私、今日。

13:40受付で13:10に並び7番。ぴったり1時間で終えました。

 

 

 

当日の流れは、こんな感じです。

 

①眼科→②耳鼻科→③歯科→④胸の音→⑤視力→⑥聴力→⑦集団面接→⑧個人面談

 

 

健診どうこうよりも、①から⑧まで各教室を巡るものだから、校内迷路みたいで焦りました。

 

 

息子は健診の①から⑥までは優等生でした。

 

大きな声で名乗り、頭を垂れて「よろしくお願いします。」

 

健診の後は「ありがとうございました」と再びお辞儀。

 

小学校お受験なみの立派な身ごなしでした。

 

ところが、です。

 

はるプレで散々遊びましたからね、

⑦くらいから、彼は低電力モードに切り替わりました。

 

そして最後の⑧。
いざ、校長先生とご対〜面!

 

個人面談での息子は、

 

・声が小さい
・姿勢が悪い
・手遊び余所見
・先生の目を見ない
・お返事が「うん」

 

唯一良かった点は、小学校でやりたいことを問われ、「たくさんお友達を作りたいです」と即答したこと。

 

低電力モードの彼は、私からすると“残念な”面接に終わりました。

 

面接室を出て、私は彼にどう声をかけてよいか分からずにいたら

 

息子も「アレ?」と思ったみたいで

何か急に「抱っこして」と言われました。

 

小学校の廊下で固く抱き合う母と子。

 

低電力息子はモヤモヤしながら帰宅し、そのままその後の習い事を休むと言い出しました。

 

ここでも“母の勘”が働きました。

 

「今日は休ませよう」

 

月謝は頭をよぎりましたが、決して習い事を止めたいのではなく、休むと言ったので私には希望がありました。

 

 

 

その夜_

息子はパパに個人面談ごっこを披露しました。

 

校長先生の役は私です。

実際の質問を再現しました。

 

 

校長「お名前を教えて下さい」

 

息子「(大きな声で名前)です」

 

校長「保育園のお名前は何ですか」

 

息子「(大きな声で園名)です」

 

校長「男の子のお友達と女の子のお友達と遊びますか」

 

息子「男の子のお友達と遊びます」

 

校長「小学校に来るのは初めてですか」

 

息子「はい」

 

校長「小学校でやりたいことは何ですか」

 

息子「たくさんお友達を作りたいです」

 

校長「これで面接を終わります」

 

息子「はい。ありがとうございました」

 

 

 

パパザウルス、感動でウルウル〜

 

 

 

本当は僕できるんだよ、ってな顔で私を見る息子。

 

“本番”で、あなたの力を発揮できる人になれると良いね。

 

彼が小学生になる姿が、ほんの少し見えました。

2020年11月1日ふみっ記

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