2022年12月18日
赤ちゃんのための風邪対策
最近、
RSウィルスが大流行していますよね。
うちの娘ももれなく
なってしまったのですが
もっと小さいお子さん
特に赤ちゃんだと心配ですよね
というわけで今回は
赤ちゃんのための風邪対策について
助産師mikanなりの見解を
まとめてみようと思います
風邪の原因菌にもよりますが
赤ちゃんの風邪の症状って
熱、鼻水、痰、下痢、嘔吐
が一般的ですよね
これらについて説明していきますね
◎熱について
熱が出るのは
体の中に入った菌やウィルスと戦っているから
熱が出るとびっくりして
すぐに下げてあげたくなっちゃうけど
安易に解熱剤を使うと
体の中で菌やウィルスと戦う力が
弱まることもあるので
高熱の時やぐったりしているときなど
本当に必要な時にだけ使うのが理想的
解熱剤を処方してもらったら
どういうときに使うのか医師に確認しましょう
◎鼻水について
目、鼻、耳、喉、食道、気管って
すべて繋がっているんですよ~
なので、鼻水が喉に落ちると痰になるし
耳に垂れると中耳炎になるんです
痰が絡むとゼロゼロして苦しそうだし
中耳炎もつらいので
鼻水は上手に処理したいところです
そこで
鼻水の出し方についてです
鼻水が溜まっていそうなときは
鼻水の通り道をなでて出やすくしましょう
やり方は、涙袋に沿って
人差し指で横にそーっとなでるだけ
寝ている子が起きないくらいの圧で
そーっとなでるのがポイント
鼻水が鼻腔に溜まってきたら、
腹ばいにしてあげると下に落ちてくるので
落ちてきたら拭いてあげましょう
あとは「鼻水スルスル」もおすすめ!
ティッシュで鼻水を導き出す方法なんだけど
自分でまだ鼻がかめない時期はすごく役に立ちますよ~
※「鼻水スルスル」で検索すると
動画もいっぱい出てくると思うから
参考にしてみてくださいね
鼻水吸引機についても
よくご質問を受けるのですが
吸引圧が医療機器と同等レベルでないと
あまり意味がないんです。。
弱い吸引圧だと
ドロドロの鼻水は取れないし
時間をかければかけるほど
嫌がって泣かれて
さらに鼻水が出てくる。。
強い吸引圧でササっと引ける製品なら
いいと思いますよ
◎咳について
咳は痰を出そうとするときに出ているので
それを手伝ってあげると楽になることがあります
やり方としては
赤ちゃんの背中を両手で触ってみて
ゼロゼロしているところを見つけたら
ゼロゼロが真ん中の気管に落ちるように
カラダの向きを横に変えてあげるだけ
呼吸に合わせてそっと手を当ててあげてくださいね
真ん中の気管に痰が落ちると
手で感じていたゼロゼロ感は軽減します
気管まで来たなって思ったら、
腹ばいで出しやすくしてあげましょう
このときに頭をお尻よりも下げると
より出しやすくなりますよ
あと、
咳が長く続いているお子さんは
肋骨や背中まわりが硬くなっているので
ふんわりと包み込むように
触ってほぐしてあげてくださいね~
◎中耳炎対策
赤ちゃんは鼻と耳の高さが同じなので
寝た時に耳に鼻水が垂れやすいんです。
なので、できるだけ
鼻水が耳に垂れていかないように
腹ばいかリクライニングで
過ごすのがおすすめです
◎下痢と嘔吐について
脱水に注意が必要になります
母乳でもミルクでもお茶でも
なんでもいいので飲めるものを
ちょこちょこ飲むようにしましょう
おしっこが出ているか?
おしっこの色や回数なども
気を付けてみてあげてくださいね
以上、赤ちゃんの風邪対策でした
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【今日のまとめ】
赤ちゃんの風邪は
ほぼ確実にママにもうつります。
休めるときに休んでおきましょう
投稿者:助産師mikan