第一子は「り」の字で寝ていました。
りの字は明け方には、「ト」や「ン」「ソ」の字に、カタカナ変換されています。
私の母が昔、私が赤ん坊の頃に頬っぺたを蹴って起こされた、というようなエピソードを話してくれたことがあります。
私は申し訳ないことをした、と当時は残念なエピソードだと思って聞いていましたが、
今、私が母になり、
子どもに顔面を蹴られてみて、
あぁ、母は幸せだったのだなぁ、
と理解できました。
りの字に夫が加わると「川」の字になります。
でも川の字の1画目が息子、2画目が私、3画目が夫なので、当時の夫はまだ子育ての即戦力ではありませんでした。
第二子は寝室を分けました。
第一子の産後の肥立がサイアクだったので、睡眠を確保したいという欲求から、夜だけは私はフランス人になることにしました。
夜中の1時、3時、、、娘の泣く声。
我が子が泣いたら、私はブラジルにいても聴こえます!
ヘッドフォンしてても聴こえます!
てなくらい、我が子の泣き声を聴き取れるこの脳味噌、アッパレです!
娘がベビーベットにつかまり立ちするようになってからは、いよいよ寝室は一つになりました。
「小1」の字かな。当時の寝方は。
私を1画目に、左右に息子と娘で「小」。
夫が「1」の部分。
寝返りを打てないほどの密着「小」だったので、きつかったなぁ。
ちょうど運がいいのか悪いのか
私が1週間入院する機会があり(今は寛解して何でもありません)、それを機に息子がパパっ子になってくれたので、
我が家は「り」の字が2つ、になりました。
「りり」の字で四人で寝ていました。
ここから早送り▷▷して
現在、息子7歳と娘もうすぐ5歳。
娘は背中をなでられながら寝たいそうです。
息子は夜になると暗いので死を連想するそうです。
そんな二人を寝かしつけるために、
ここ数日は「に」の字で寝ています。
1画目が私、2画目が娘、3画目が息子です。
1画目は左手で、2画目の背中をなで、
右手で3画目の前頭葉に優しく触れながら、
寝ています。
私アッパレ!!!
にの字に夫が加わると「ロ(ろ)」
またカタカナ変換です。
夫は娘に頭部を蹴られ、
息子に大事な所を蹴られて、
寝ています。
夫もアッパレ!!!
子育て中のこの「寝る」という行為
なかなかのものですね。
「寝る」のがこんなに大変だなんて
全然知らなかったわ。
みなさんは何の字で寝ていますか?
そもそも眠れていらっしゃいますか?
この秋は、深く長く寝られると良いですね。
ママの健康を願っていますよ。
どうぞどうぞご自愛ください。
2021年9月13日ふみっ記