2021年10月26日
赤ちゃん発熱対応マニュアル
熱が出るとびっくりして、
すぐに下げてあげたくなる方も
いるかと思いますが、
熱が出るのは、
体の中に入った菌やウィルスと戦っている証拠であり、正常な免疫反応!
なので、
すぐに下げよう!とせずに
どんな様子なのか?
観察するのが大事💡
ちなみに
赤ちゃんの平熱は36.5〜37.5度
36.5度未満なら保温し
37.5〜38.0度なら、
洋服や掛け物を調整して様子をみよう
38.0度以上の熱があるときは
この観察ポイントを参考にしてね
◇観察ポイント◇
熱以外の症状があるか確認する
・母乳やミルクの飲みはどうか
・離乳食や飲水は問題ないか
・下痢、おう吐はないか
・せきや鼻水、痰などの症状はないか
・機嫌はどうか
・おしっこは出ているか
・皮膚に発疹などはないか
最低限これらは確認し
これらの症状が強い場合は受診します
もし、
☆視線が合わない
☆ぐったりしている
☆好きなものに全く反応しない
☆呼吸が苦しそう
(息がハァハァ、ハカハている
肩が上がったり、胸がペコペコ凹む)
のいずれかがある場合は
緊急性があるので、
速やかに受診する必要あり!!
症状だけではなく
月齢によっても対応が異なります
★月齢別受診のタイミング★
0~3か月:
この時期の発熱は緊急性が高いので
他の症状がなくても早めに受診!!
4~5か月:
機嫌がよくて、脱水の心配もなく、
他に目立った症状がなければ、
急ぐ必要はありません。
夜間なら、翌朝受診しましょう
6か月以降:
機嫌がよくて、脱水の心配もなく、
他に目立った症状がなければ、
少し様子を見ても大丈夫です
とはいえ
判断に迷うこともあると思いますので、
日中ならかかりつけ医に相談
夜間は、#8000のこども医療電話相談に相談するのがオススメです!
【今日のまとめ】
慌てず、お子さんの様子を観察しましょう
投稿者:助産師mikan