2021年12月12日

485の8

これは485日後に引っ越しをする家族の実話である_

This story based on a true story.

 

4人家族構成員
マミィ(40代)

ダディ(50代)
アニィ(小学1年生の兄)
イモゥ(年中さんの妹)


 

エピソード8.
ぼくはうたがっている

 


 

 

 

 

 

サンタさんへ

サンタさん

ぼくは、 レゴレットストーンのけっせん

がほしいです。

ぼくは、 レットストーンゴーレムッて

いゆうのを見て

おもしろそうだし

つよそうだから

ほしいです。

ぜひともチョコチップと

ぎゅうにゅうを

のんでください

 

 

 

サンタさんへ

ぼくは、もういっこほしいです。

それは、ジャングルのまもの

がほしいです。

もしくれたら、

じぶんでくみたてます。

やくそくします。

どうしてほしいかというと、

たたかわせたいからです。

まいとしプレゼントをくれて

ありがとうございます。

 

 

 

アニィは今年2通書いた。

 

使えた漢字は「見」の一文字だけ。

 

それでも一生懸命に書けた。

 

マミィもダディも褒めた。

 

イモゥだけは「プレゼントは一人1個だから、2通書くのはおかしい」と突いてきた。

 

 

 

アニィは少し疑っている。

サンタは本当はダディなんじゃないかと。

 

だって、節分の時の赤鬼の声がダディと同じだったから。

 

 

 

ある夜の風呂上がり。

思い詰めたアニィは、濡れたままの全裸でマミィに耳打ちした。

 

「ダディは鬼かもしれないよ」

 

マミィは恐ろしくて震えた。

 

「もしダディが鬼なら、マミィは鬼と結婚したの?アニィはダディの子どもだから、アニィは鬼の子なの?」

 

アニィは自分自身が恐ろしくなった。

 

 

…どうしよう、ぼくは鬼の子かもしれない…

 

 

マミィは全裸のアニィをバスタオルに包んで抱きしめた。

 

「よし分かった。もしアニィが鬼の子でもマミィはずっうと大好きだよ」

 

マミィはアニィの頭を乾かした。

二人は一緒にツノが生えていないか確認した。

 

アニィにはまだツノは生えてきていなかった。

 

「あぁやっぱり、そんなはずないよ」

 

 

アニィは自身を落ち着かせるように説いた。

 

ダディが鬼なら節分の日にイモゥを食べていたはず。

 

サンタはアメリカ人だからダディのはずがない。

 

 

一年に一度だけ現れる、赤鬼とサンタ。

 

彼らはいったい何処からやってきて何者なのか。

 

アニィはきっともうすぐその正体を知るだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者:fumi

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