2022年3月6日

胎内記憶と私

胎内記憶って

できたら子どもから聞きたいから

 

「話してくれるにはどうしたらいい?」

「何歳になったら聞いていいの?」

「もう〇歳だから話さないかな」

 

ということが

最大の関心事になりがちだけど

 

「子どもが何を話すか?」

よりも

 

【あなたはあなたのままで世界一】

 

っていうことを伝えるツール

なんだよね

 

実際に、胎内記憶を覚えていて

話している子供たちの証言が

たくさんの医学的データになってて

 

それを知っていくと

 

赤ちゃんはみんな

自分にとって世界一のママを選んでいる

 

っていうことがよくわかる

 

良いママじゃなくても

完璧じゃなくても

お子さんにとっては

どんなママも世界一なんだよね

 

それをたくさんのママに

体感してほしいから

私は胎内記憶教育を伝える講師になる

って決めました

 

で、講師養成講座が

これから始まっていくんだけど

 

この講座を受講するには

「胎内記憶教育と私」

と小論文の事前課題があって

 

ま、一応書いたんだけど、

 

せっかく書いたから

文才なくて恥ずかしいけど

シェアしようかなと

思っています

 

めちゃくちゃ長いけど

よかったら読んでみてね

 


『胎内記憶教育と私』

 

「1週間前に子どもを亡くしました」

オンライン助産師相談の冒頭、突然こう切り出されて私は言葉を失った。

 

「そうですか、それは辛かったですね」

と返すと、

画面越しの女性は堰を切ったかのように泣き崩れた。

 

彼女が泣いている間、

私は頷くことしかできず、

支援者としてどういう言葉をかけていいのかわからず、

ただ自分の無力さを感じました。

 

この相談の直後、

私は胎内記憶教育の基礎講座に申し込むことを決めました。

グリーフケアや胎内記憶について深く学び、

同じように苦しんでいる方に寄り添いたいと思ったからです。

 

私は、地域の開業助産師として、

オンライン相談以外にも、

赤ちゃん訪問や親子向けの教室を数多く開催しています。

 

そこでは、漠然とした不安感を抱える産後のママにたくさん出会います。

「母親として適切な行動ができていないのではないか」

「今やるべきことをきちんとやれているだろうか」

と毎日不安で、常にスマホで正解探しをしています。

 

また、周りと比べてできていないところを見つけては

「もっと良い母親にならなくてはいけない」

と自分を追い詰めています。

 

このように一生懸命子育てするママたちに

自分らしい子育てを見つけて

子育ても自分も好きになってもらいたい、

そんな想いで日々活動しています。

 

そして、

「子育てをしている今のあなたで大丈夫」

「そのままでいいんだよ」

「どんなママでも今のままでお子さんにとっては世界一だよ」

「愛する我が子に選ばれた自分に自信を持って」

というメッセージをより深く伝えてきたいと思って、

胎内記憶教育の世界に飛び込みました。

 

 

実は、私自身も5歳の娘の母親をしています。

娘を妊娠する前に4回の流産を経験し、

5回目の妊娠でやっと出産できました。

 

しかし、妊娠中も妊娠糖尿病、

妊娠高血圧症、胎児機能発育不全など

様々な合併症に見舞われ

決して順調とはいえず、

 

分娩中もトラブル続きで

思い描いていたバースプランも叶わず、

「こんなはずじゃなかった」

の連続でした。

 

 産後も

「助産師だから何とかなる」

と思っていたところ、

 

実際の子育ては想像以上に大変で、

泣き止まない娘を抱えて

一緒に泣いて過ごしたこともありました。

 

 助産師なのに思うような子育てができず、

肉体的にも精神的にも限界で

「いつになったら楽になるんだろう」

と毎日思いつめていて、

今思えば、産後うつだったと思います。

 

そんなときにたくさんの子育て支援者の方に助けて頂き、

少しずつ自分らしい子育てを取り戻していくことができました。

 

この経験から、

私も地域で子育てを支援する側になりたい

と思うようになり、

開業を決意しました。

 

妊娠・出産・産後に苦労した経験がなかったら、今の私はいません。

 

先日、胎内記憶教育の基礎講座を受講し、

これらの経験はすべて私が助産師として

多くのママに寄り添うために必要なことだったのだ、

地域で開業するよう導かれていたのだと気付きました。

 

それ以外の今までの辛い経験も、

これまでの半生も全ては

魂の望み通り順調だったのだ

ということが講座を受けて腑に落ちました。

 

こうして胎内記憶教育を

学ぶことになったのも、

講師養成講座に進むことも

私の魂が望んでいるからだと強く感じています。

 

そして、

胎内記憶教育をより深く学んだ先に、

もっと自分らしい生き方が見えてくると確信しています。

 

 

【今日のまとめ】胎内記憶を知ると子育てが悦びにかわる

投稿者:助産師mikan

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