卒園対策委員会、略して「卒対(そつたい)」は、子どもの卒園や卒業のための保護者のPTA活動のようなもの。

 

 

主な仕事は、謝恩会の企画運営、寄せ書きや担任への思い出アルバムの制作、園および卒園児に記念品を贈ったり。

 

 

その他に、会計係や書記係、連絡係まで設ければ、それはもう立派な組織と化す。

 

 

上の子の時に、はじめて保護者代表をやったけれど。ソツタイは聞いたこともなかった。

 

 

きっと当時、ググったら出てきたんだろうなぁ。前例などいくらでもあるだろうから、もうちょっと慎重にやれたのかもしれない。何事にもフォーマットはある。

 

 

上の子の時の反省を踏まえて、できもしない代表はやらずに、好きな映像係(思い出ムービーを作ること)をやらせてもらっている。

 

 

卒対メンバーとは、そもそも飲み友ママさんたちなので、グループLINEが怖くないのもありがたい。

 

 

卒対2回目も、やっぱり人と繋がることが面白い。

 

 

保育園の保護者の人間関係は、ほぼ挨拶に始まり挨拶に終わる。どのご家庭も、仕事・育児・家事をされていて、保護者同士がコミュニケーションをとる機会や時間は、ほぼ無い。

 

 

年長さんの1月中旬から3月上旬くらいまで、ぎゅっと1ヶ月間くらいだけ、卒対という共同作業をするのは社会勉強になるし、自分が如何に人と違うのか、良くも悪くも己の本性まで発見できてとても面白い。

 

 

Diversityをディズニーと読んでしまう私は、ダイバーシティとは何ぞやを卒対で学んでいる。

 

 

我が子たちもきっと多種多様の人間ジャングルを、小学校や保育園で学んでいるんだろう。

 

 

できること、好きなこと、こだわり、譲れないこと、どうでもよいこと、同じ日本語を使っても分かり合えなかったり、ふいに心が通じたり、誰かと繋がって生きるのは面白い。

 

 

我が子への声かけ2大フレーズ。

 

・好きなことは繰り返しやればいい。
・嫌いなところからは逃げればいい。

 

これ結局は、自分を知らないと何がいいことなのか分からないから、本人が生きながら苦労することになる、のは秘密にしている。

 

 

 

 

卒対の冠の下で、映像係を自由にやっている。編集したのは、まだ1日だけ。

 

あと2回の編集で完成にもっていこうと思っている。

2023年2月14日ふみっ記

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