卒園式の一週間前に、もろもろ整いました。

 

結局、我が家が担当したのは次の4つ。

 

1)思い出ムービーの制作
2)目録の制作
3)謝恩会プログラムの制作
4)娘が謝恩会で開会の挨拶

 

親は映像と書類を作って、娘は開会宣言。

裏と表でちょうどいい仕事量となった。

 

今年のムービーは、9分50秒になった。

10分以内が目標だったから、成功。

 

息子の卒園ムービーに続いて、二度目の経験だったから、大変スムーズに作業ができた。

 

 

前回の反省点
・ムービー係を複数で担当する
・卒対をママだけでやる

・連絡をLINEで済ませる
・全家庭に映像素材の提供をお願いする
・ムービー編集前に構成台本を見せる
・ムービーを試写する
・ムービーの納期を決める

 

これらの反省を踏まえ、

 

今回の試み

・ムービー係は私だけがやる
・卒対にパパも巻き込む

・LINEを半分以下にして対面で話す
・どうしても必要な物だけを具体的にご協力お願いする
・お返事いただく期限をアナウンスする
・映像の構成を組み立てる
・台本は見せない
・試写しない
・納期を決めない
・夫に任せた部分は信じて見守る

 

 

全員にお願いしない、複数でやらない、あれもこれもやらない、と決めたことで今年はとても助かった。

 

協力されるもされないもご家庭の自由だから、私が気持ちよく作業することを優先できた。

 

ここまでは待てるし我慢できるけれど、それ以上のことは私にはできません。

 

「ごめんなさい」と素直に謝った。

もうおばちゃんだから無理は禁物なのです。

 

 

卒対を経験すると得られるものがある。
これは経験しないと絶対に分からない。

 

それは「友人」ができること。

 

 

ママ友のトラブルは当然あります。
そりゃニンゲンダモノ、大人だもの。

 

たまたまなったクラスメイトの保護者同士、よく知らない者同士が共同作業をしたら大なり小なりモメます。

 

 

中でも傷つくのは、

・回答が無い
・挨拶をしない
・無視される
・批判される
・否定される

・陰口悪口は論外

 

エトセトラは結局、LINE言語がトラブルの根源のようにも思う。

 

 

煩わしいのが人間。卒園したらサヨウナラ。
と、自分の心を守るのが卒対の心得です。

 

 

私の同級生は、中学生の親がほとんどなので、ちょっと愚痴を聞いてもらったらば、

 

「保育園幼稚園のコロナ禍のPTA活動が最強」という意見が多かった。

 

 

つまり、私がやってきた2回の卒対は賞賛に値するそうだ。
何て優しい友人をもったことか!

 

理解者がいれば生きていける。

 

この理解者に、卒対で苦労した果てに必ず出会えます。

 

誰か一人は現れます。

 

この人物こそが、卒対のご褒美だと私は思っている。

 

 

仕事、家事、育児プラスのPTA活動。
数ヶ月とは言え、様々な出来事があります。

 

 

自分とは違う価値観に、驚き、嫌悪し、新鮮味や自己発見さえある。

 

知らない人と出会うことの醍醐味です。

 

そうして私は今回、またとっても素敵な方とママ友になった。

 

サヨナラの季節に、互いに別々の生活が始まっても、これからもきっと続いていくと信じられる人間関係。

 

 

 

私には何よりも人との繋がりが尊い。

 

 

 

2023年3月9日ふみっ記

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