これが”推し”とゆうものか?Mrs. GREEN APPLEに沼。

 

「沼る」という言葉の初出をググると、ざっと2015、2017、2018年頃の記事が出て来る。それはつまり「沼にはまる」の省略形。わたしには「ツボる」という言葉の方がしっくりくる。こちらの語源は「壺にはまる」という慣用句。沼も壺も人間は何かしらにはまるんだね。

 

 

小学生の息子が運動会のダンスでSEKAI NO OWARI『Habit』を踊った。

 

世界の終わり…とは、何て名前のバンドなんだ!と、その終焉の響きにわたしは困惑してさらに、この困惑の感情に”老い”を見つけた。

 

今、何が流行っていて、誰がアイドルで、ヒカキンの次は何キンなのか、とんと時代を追えていない。

 

セカイノオワリのハビットは2022年のヒット曲で、その年の紅白(録画)を見ながら息子と二人で熱唱し、さらに第64回日本レコード大賞を獲った際は二人で踊り狂った。おかげでほんのちょっと腰痛が治った。

 

 

思い返せば、息子が保育園児だった頃は韓流だった。
音楽って時代のにおいがする。耳と鼻のどこがどう繋がっているんだろう。

 

わたしは老いを意識するようになってから歌謡曲を率先して聴くようになった。もしも将来ボケて寝たきりになっても、枕元で流行歌が流れればきっと息子の成長を思い出せるんじゃないか。何だそれ!?

 

Official髭男dism、緑黄色社会、Ado、優里、Tani Yuuki、Aimerとか今さら聴いている。

 

そして中でも沼なのが、ミセス(Mrs. GREEN APPLE)なのです。

 

ボーカルの大森元貴さんは26歳。初めての演奏は小学生なんだそう。(※Wiki.調べ)

 

好きなことを見つけて、好き続けて、好きが仕事になった時の息子を想像してにやけてしまう。

 

 

二十代の青年が歌い上げる楽曲に、ただただ気持ちが明るくなる。

 

 

3.11東日本大震災、育児と介護のダブルケア、産後鬱、コロナ、詐欺被害、泥棒、と四十ン年も生きてきたら色々ありました。たぶん、これからも色々あると思います。書き連ねると、ふぅってため息しか出てこないよ。

 

 

そんな日々に音楽を!

 

 

とりあえずAdoさんの『私は最強』を流しておけば万事Okayじゃない!?

 

日本はまだまだセラピーとかが身近にないので、こういった音楽や文学やアート作品こそが、ちょうど今つらくて悲しくて苦しい人たちを救えるんじゃないかなぁと思っている。

 

 

 

 

 

2023年6月22日ふみっ記

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