
2021年1月30日
卒園ブログ02>係を分ける
卒園式の内容を問うたら、
卒園式そのものに対する答えが返って来た。
・とにかく素敵なものにしたい
・先生方に感謝を伝えたい
・出来ることが限られているが、その中で子供達の思い出になる式にしたい
あぁこれは成功する。
この方達に相談して良かった。
そして、私の人を見る目は正しかった。
デフォルトだ。(前回のブログはこちら)
さらに、私は気づいてしまった。
これ以上、私にやれることはない。
そこで園に17家族弱のご意見を丸投げすることにした。そしたら、夫が止めた。
まとめなさい。
そりゃそうだ。
私は私より能力のある方に出会うと、すぐ丸投げする癖があるので、それを夫に見抜かれた。十年夫婦をやってきて良かった。
園に回答書を作った。A4ペラ1。
お迎えが遅くなってしまった日、門の前で園長先生に遭遇した。
私「これ持って帰ります?」
園「もちろんもちろん、いやぁありがとうございます!」
私はかつて若い頃、仕事とプライベートを分けるタイプだったので、園長先生はどうかしらと思ってしまい、変なお渡し方をしてしまった。
園の長になる御方だ、飛び跳ねるかのように喜んで受け取ってくださった。
あぁこれは成功する。
また思えた。
A4を手渡したら、肩の荷が下りた。
帰り道のママチャリは軽快で、代々木公園を遠回りした。
次は、保護者のみなさまだ。
冒頭の「そもそもの趣旨」以外に、具体的で面白いアイデアが私の個人LINEにピコピコ届いていた。
よく思いつくなぁ、と感心しきり。
アイデアを全部並べてみたら、5つに分類できた。
あ!また丸投げできる。again
5つの係を作った。
17ママ÷5つの係=3~4ママ/係
ちょうど良い。
二人組で活躍できのは刑事だけ、と思っている。(コロンボは対象外)
私は、チームは奇数、三人がベストだと思う。意見が割れた際、残りの一人が決めれば良いから。もしくは、そのあと一人がいるから別の意見が出しやすい。
私からのグループLINE、
「5つの係に分けました。私は4番のムービー係をやります(挙手のイラスト)」
返信LINE、
「2番の寄せ書き係に立候補します」
「3番の記念品係やらせてください」
「1番のお花担当希望します!」
「お花係が多いようなので、5番の当日進行係に移動しますね」
「お役に立つか分かりませんが、ムービー係をお手伝いします」
1)花束係
2)寄せ書き係
3)記念品係
4)当日進行係
5)ムービー係
すぐに決まった。
一度も集まらずに、グループLINEで秒で決まった。
すごっ
日本人は挙手しないのでは無いか、と自分の偏見が恥ずかしかった。
そう、17家族の共通項は一つだけではなかった。17家族はみな我が子が大好きなのだ。
手は自然に上がった。
私はまた肩の荷が下りた。
係の名簿を眺めてみると、私には正確なパズルに見えた。名簿で缶ビール1本飲めるくらい、完璧な人員配置。
さらに、どうせ一人ぼっちだろうと諦めていた私のムービー係は、何と3人でやることになり、もはや映像は完成したも同然だった。
私にはアイデアが無い。
0から1を生み出せない。
1から2なら5にもできる。
そしてちょうどその頃、私はふれ愛ベビマを完成させ、もくもくコーチングの編集中だった。
iMovieというソフトを使っている。
中学生でも使えるくらいのソフト。
FinalCutProで鍛えられ挫折した私からすると、iMovieはLINEに等しい。
そして、このもくもくコーチングが、まったく思いがけず卒園式に役立つこととなる。
また長くなりそうだから、
すぐつづく。
投稿者:fumi