2021年5月29日

ひさぶりの恋

ママチャリ後部座席の愛息子、一人二役で台詞を特訓している。

 

自分「ホのちゃん、久しぶり」

相手「久しぶり」

自分「元気にしてた?」

相手「うん」

自分「学校は楽しい?」

相手「うん」

自分「(ここで、ホのちゃんがお話したいことがあったら聞こう)」

相手「(ホのちゃんがお話する)」

自分「ぼくに会わない内に、なんだか雰囲気が変わったね」

 

 

6歳の息子、また 恋をした。

 

 

彼の最初から二番目の恋のお相手、名前を仮に“ホの字のホのちゃん“とする。

 

 

彼いわく、

ドキドキ初恋の次は、

ワクワクの恋だそう。

 

恋にも種類がある

 

 

ドキドキとワクワクは何が違うの、と母は問うた。

 

息子の回答は、ドキドキ=緊張。

 

初恋ちゃんには、ドキドキした。

会う前も、会ってからも、上手に話せるか、かっこよくできるか、何をして遊ぼうか、胸も苦しくなるらしい。

 

ワクワク=楽しい。

 

ホのちゃんに早く会いたくてワクワクする。
会う前からワクワクが止まらない。スピノサウルスごっこをしようか、氷鬼がいいか、じゃんけんで決めようか、遊びたいワクワクで心が躍る。

 

 

冒頭の台本。

 

何度も練習して「お母さん、ぼく、久しぶりが言えるようになったよ!」と得意げな息子。

 

彼はそれまでずっと、久しぶりを「ひさぶり」と発音していた。
ホのちゃんのおかげで正しく言えるようになった。

 

恋が彼の滑舌を良くした

 

 

息子とホのちゃんは同じ保育園。

 

間もなく卒園して会えなくなるね、というタイミングで彼はホのちゃんに恋をした。

 

彼の名誉のためにも、二股でないことをここに明記しておく。

 

 

二ヶ月ぶりの再会。

 

ワクワク公園で待っていたら、ホのちゃんよりも先に、ホのちゃんママが息子の元へ来てくれた。

 

息子「ホのちゃんママ、久しぶりです」
ママ「◯◯くん、大人っぽくなったねぇ」
息子「元気ですか」
ママ「うん、ホのも元気だよ」
息子「学校は楽しい?」
ママ「うん、楽しく行ってるよ(ホのちゃんに向かって)ほら、ホのおいで」
息子「ぼくに会わない内に、なんだか雰囲気が変わりましたね」
ママ「え?!」

 

息子、ホのちゃんに会う前に、ホのママで台本の立ち稽古を敢行していた(汗)

 

だいたい最後の台詞は何なんだ!

 

ママチャリの後部座席では気が付かなかったけど、息子らしくない言い回し。

 

夫か?

 

この下手な台詞は夫の入れ知恵ではないか、と疑念フツフツ。

 

 

兎にも角にも、ワクワク息子は、ホのちゃんに再会した。

 

こちらに向かってくるホのちゃん。

待ち構える笑顔の息子。

いざ本番。

 

5秒前

4

3

 

息子「スコーピオンレックス知ってる?」
ホの「知らな〜い」

 

 

恋は台本通りにはいかない

 

 

 

 

 

投稿者:fumi

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