
2020年4月25日
アロマと数秘とスイミーと【私とアロマ編】Part 3
アロマインストラクターの資格を目指すきっかけになったのは
今は亡き母の言葉がきっかけでした。
私の実家は割烹料理店を営んでいたので
母はいわゆる女将でもあり、父とともに経営者でもあり。
働き者の正直者で、私の母である前にいち仕事人(に、私には見えました)
いつも忙しい母でしたが
私の1人目、2人目の出産は、実家でお世話になりましたし、
3人目の出産の時には、自宅に2週間泊まりにきてくれ
私の食事も子どもたちの面倒も見てくれました。(感謝!)
そして、
私がアロマアドバイザーの最終試験を受けに行くときにも
3番目の子守りを引き受けてくれました。
その頃だったと思います。
母が、私がアロマの勉強に取り組んでいる姿を見て
「お金にならなくても、自分の一生楽しめることがあるといいね♪
アロマもいいね♪」 といってくれたのです!
それまでの私は
母にとっては結構な自分勝手娘(と自分で思っていた…)ので、
自分のやっていることを、母に認められたような気がして
嬉しかったのです。
そして私は、ふと
「あぁ、もしかしたら母ももっと自分のために楽しいことをしたかったんだろうな…」
と感じました。
それから1年もしないうちに、
母は脳出血で倒れ、後遺症で失語症になり、
これまでのように話を交わすことはできなくなりました…
(母とのこともロングストーリーがありますが、それは機会があればいつか…!)
もう母からの言葉が聞けなくなってしまったと思うと
次々と今までの母の言葉が思い出され
そして忘れられないあの言葉…
「一生楽しめることがあるといいね♪アロマもいいね♪」
それは母の叶わぬ願いでもあったはず…
きっと母は私のアロマを応援してくれている…!
そう確信した私は、
母の言葉に背中を押され
”アロマインストラクター”を目指すことに決めました!!
その頃は3番めの次女も幼稚園に入った時でしたので
アロマスクールに通いつつ、
(実はその時、父もアルツハイマー+ガンで入院中、
しかも母とは違う病院だったので、お見舞いのハシゴ…!!)
両親のところにも通いながら、
すっかりのんきな父と、無言の母に励まされ
無事アロマインストラクターの資格を取得しました!
と同時にその頃、
より体系的に代替医療を学ぶべく
あの時アロマの先生との出会いのきっかけにもなった
代替医療家の師のもとで
ホリスティックケアマスターという、代替医療に関する療法全般や
身体と病気のメカニズムを学ぶ講座にも通い始めました。
(この講座は、現在も情報アップデートのために学びを続けています!)
この師との出会いもまたやはり、ご縁です☆
アロマはもちろんクレイ、ホメオパシー、マクロビ、菜食なども
実際に日常に取り入れていました。
それも全て、
息子のアトピ-と家族のホームケアのため、家族の健康を守りたい!!
それが私の使命だと思っていました。
実際、息子のアトピーは4才で薬を手放して以来、
一度も病院に行くこともなく、だいぶ良くなっていました。
もしかして完治したかも、と思うくらい
良い状態が続いていた息子のアトピーでしたが
成長とともに、私の差し出すアロマやホメオパシーに対して
反抗心?が芽生え始め、
小学校の頃は3食おやつまで管理できていた食生活も
中学生ともなれば友達との付き合いの中で、だんだん乱れてくるのは当然で。
高校入学のときにはアトピーが再燃!
息子は一人で病院に行きたいといい、薬をたっぷりもらってきました。
せっかくここまで薬なしで手当してきたのに…
という思いと同時に
その前から私の中で、実はうすうす気づいていました。
「私は息子のアトピーを奪っている…」
息子のアトピーは、息子の問題であって、私の問題ではない!
息子が本当に治したい!と思わないと本当の完治はない!
と。
私のメディカルアロマは、
本当に、私の家族の健康を守っているのか?
という疑問が生まれてきたのでした。
メディカルアロマに限界を感じた瞬間でした。
子どもは自然と、思春期を迎える頃から
親の価値観=本当に正しい?それは自分のもの?
という疑いの目が芽生えてきます!
(これが反抗期ですね☆)
病気に向き合うときに
そこには体と切り離すことはできない《心》のケアもセットになります。
そのことに気付かせてくれたきっかけになったのも
また、息子のアトピーでした。
(アトピーよ…感謝!)
そして、体にばかり目が向いていた私の学びは
段々と心の方へと向いていくのでした。
その後、
私と【数秘】との出会いがやってきます☆
→【私と数秘編】もかきます!
息子のアトピーをきっかけに、
私にも癒やしを施してくれたアロマテラピー。
アトピー治療にと初めたメディカルアロマの勉強。
母の後押しでさらに学びを深めることができました。
ここからはチョット不思議なお話?として聞いてくださいね。
実は奇遇ですが…
1年前の今日、
私の母は天に召されました…
4/25、母の命日です。
母の最期のことを少し書かせてください。
その前日の夜中の2時過ぎ、
落ちるはずのないキッチンの棚が落ちました。
(虫の知らせってやつ?!)
お見舞いに行こうかどうしようか迷っていた日だったので
棚のせいでなんとなく
やっぱり行こう…と言う気持ちになりました。
4/25、お見舞いにいくと
いつもと変わらずベッドに横たわる母。
私はふだんあまり母のところにアロマは持っていかないのですが
その日はなぜか?
ローズの精油!という気がして持って出かけました。
(きっと直感ですね☆)
そして
孫たちのピアノの演奏の動画を観せたり
カーテンを開け、窓いっぱいのツツジを見せたり。
ローズの香りを漂わせながら
ハンドマッサージもし、心で会話をしました。
そしてしばらくすると母はウトウト…
顎が上がり始め…
私は父の最期も見ていたので、その時と同じようになってきて、
1時間もしないうちに
私の目の前で、母は静かに静かに逝きました。
看護師さんもびっくりするくらいの、あっという間の静かな死でした。
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私はローズの香りの中で、母を看取りました。
きっと、ローズの香りに導かれ
娘に見守られながら
母は安心して逝けたのだと思っています。
母の命日に
こんな風に私とアロマのこと、母との思い出を
ブログに書いていることもまた
奇跡☆
いえいえ、、、実は全ては
【必然】
今までの奇跡の出会いも
実は全て、出会うべきして出会った人たち!
そのタイミングも全て、図られて起きていると…
私は思っています☆
長い人生では
大切な人との関わりの中には
楽しいことも悲しいことも同じくらいあります。
どちらが良いことでも悪いことでもなく
その出来事は
ただ私に成長をもたらしてくれるもの。
私の成長に必要なことがただ起こっているということだと思っています☆
私が、両親に愛されて育てられたことも
夫と結婚し、子どもたちに恵まれたことも
息子がアトピーだったことも
両親の病気と死も
全てが私の人生には欠かせない、大切な出来事です。
ローズの精油・・・死を間近にした人の不安を和らげる…
アロマには
そんな魔法のような力もあるのかもしれません☆
投稿者:takae