
襤褸の写真です。
“ボロ”って漢字、こう書くんですね!
字面が全然ボロくなくて、格好いいです。
スイミースタッフになって初めての夏に、withコロナ版のリサイクるんとして、オンラインに挑戦しました。ホームページに掲載して、お申込みを募りました。
この初めての試みにも関わらず、
98点のお品物をお渡しすることができ、
4,462円のご寄付を頂戴いたしました。
みなさまの温かいご支援、誠にありがとうございます。
次回は、9/9の幼稚園座談会頃を目処に、秋冬物をホームページに掲載する予定です。
どうぞ、お手元の使わなくなった子ども用品を、リサイクるんにとっておいて下さい。
とは言うものの、私の手元には、リサイクるんには出せない子ども服もあります。
それは、肌着と下着。
ボロです。
このボロが、私は何と言いますか
好き、です。
こびりついたカレー鍋、
油ぶらぶらガスコンロ、
埃の溜まりがちな食器棚の溝、
私は台所周りを、このボロでお掃除します。
台所用ボロ・チュートリアル
①綿の物で、洗濯した物を使う
②ボタンやタグは取る
③裁断するなら1回だけ
④一結びしておく
⑤使ったら捨てる
ここまでのお話、着いて来ていらっしゃいますでしょうか。
渋谷にお住まいの方の中には驚かれる方もいるかもしれません。
先人の知恵、くらいの感じでぼんや〜りお読みいただければ嬉しいです。
さて、先人=私、のこの習慣はいつからなのか。記憶を辿ってみました。
母も、カレー鍋を洗剤で洗う前に新聞で拭っていました。
バターナイフも使ったら一々ティッシュで拭いていました。
ハチミツスプーンは舐める人でした。
母が原点かと言えば、ちょっと違う。
私にボロを教えてくれた方は、おそらく樹木希林さんです。
女優の。
彼女の思想や発言が面白くて、記事を見つけたら目を止め、テレビがあると手を止め、何気なく見聞きした中に「ぼろきれのヒント」がありました。
NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀 本木雅弘スペシャル』でも、もっくんがカレー鍋を洗う際に「一度、拭ってから洗いなさい」と希林さんに注意されたエピソードがありました。
ピースの又吉さんと希林さんがやってた変わったミステリー番組の中でも。
オシャレな又吉さんが、ふと、希林さんの手首の真っ赤なアームウォーマーを気に入られて。
希林「これ、穴が開いちゃった靴下よ」
又吉「靴下!?」
希林「履けなくなったけど、生地がほら良いでしょ。だから切って縫ってね」
又吉「すごいですね」
希林「手首は冷えないし、この赤が差し色になって何か良いでしょ」
てなやりとりが。
私は、こんなん放送するんや、と思ったと同時に、
究極のオシャレ!次元が違う!!と感銘を受けました。
ここだけの話ですが、私はやってます。
希林アームウォーマー、自宅限定で。
この方法を知ってからは、3足1,000円に限らない靴下を買えるようになりました。
ウールの靴下とか最適です。
派手な柄でリバーシブルも作りました。
恥ずかしいので写真は載せません。
そんなボロ好きの私が、リサイクるんを担当しています。
2020年8月19日ふみっ記